月曜日の朝の時点で熱が出てから5日経っていて全身の発疹、目の充血、手足の腫れの症状は続いていました。
川崎病の場合心臓に瘤(コブ)が出来ることが1番の問題で、瘤が出来ないように発熱してから5日目には治療した方が良いとネットに書いてあったのでなんとか今日中に治療をしてほしいと思っていました。
朝いちばんにかかりつけの小児科を受診し、入院できる大きな病院へ紹介状を書いてもらいました。
入院になることを予想して車に入院の荷物を詰め込んでおいたのでそのまま受診し、採血、心臓エコーを行い川崎病疑いで入院になりました。エコーでまだ瘤は出来ていない事を聞いてとても安心しました。
免疫グロブリンはヒトの血液を原料にしているため、安全性を高めるための技術改良は続けられてはいますが現在異常プリオン(クロイツフェルトヤコブ病)を完全に除去出来たことを証明できていないという説明を受けました。
そしてガンマグロブリンを投与すると大抵はすぐに熱が下がるのですが、まれに効果がなく熱が下がらない人もいるそうです。
それでもこの時点で明らかに川崎病の症状が出てるし、治療しないわけにはいかないので同意書にサインし入院後すぐにガンマグロブリンが開始されました。
投与して半日ほどで平熱に下がりました。
食欲が少し戻り、明らかに活気が出てきました。約2日間ガンマグロブリンを投与し、点滴は終了となりました。
熱以外の症状も点滴が終わる頃にはほぼなくなっていました。
見た目は元通り元気そうですがすぐ退院できるわけではなく、アスピリンという血液をサラサラにする薬を飲み始めました。
最初は1日3回飲んでいましたが何日かして採血、エコーをしてアスピリンを1日1回に減らして、採血、エコー...と3日に1回は検査をやるといった感じでした。
10日間入院し、無事に退院できました。
→次に続きます。